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天秤座


台風で数日停電していた時、毎日冷凍庫の溶けたものを食べていた。

大量に貯めてあった保冷剤のおかげで、

溶けているものの冷蔵庫並みには冷えていたので、

腐らせることなく、全て食べ尽くした。

それなので、数日買い物に行く必要がなく、

以来、買い物に出かけるのがものすごく億劫。

しかし、ショボいおかずばかりではいけないので行かなくっちゃ。



あ、栗が売ってる!


またこんどって思ってると、もう時期を過ぎてしまうので買った。

すぐに水に浸けておいて、夕方にTVを見ながら剥く。

一年も経つと剥き方のコツは全て忘れ、

最後から3個目ぐらいでやっと上手く剥けるようになった。

でもね、来年になると忘れてるんだよ。



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         栗ごはん[るんるん]






長男嫁はもう臨月で、


  まだかな  まだかな・・・


          待ち遠しい



      [黒ハート]天秤座の赤ちゃん[黒ハート]



  


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母の羽織

今月のはじめに、娘から嬉しい妊娠報告があった。

予定日は4月末。

賑やかになるなぁ・・・・・

って喜んでいたのだけれど、

それは束の間のことで、

一昨日悲しい結果になってしまった。


またきっと出なおして来てくれるよ!




母の羽織

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かわいい柄なのでリメイクする。

まずは片袖をほどく。


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   裏地はこんなヘンテコなお皿の模様


ごはんを食べて昼寝をしていたら

「まだ寝てるんか?」って夢のなかで母の声がした。

「あ、お母ちゃんに怒られる!」

慌てて起きたらいつもの時間。

仕事に行かなくっちゃ。

アラームが鳴るはずなのに・・??

スマホを見ると、前日が休みだったのでアラームが切ったまんまだった。

母が起こしてくれたの?


 

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        縦長の手提げバッグが出来た。





和歌山のあらぎ島

 

 7月はこんな感じ

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     9月17日  

     DSCF3284.JPG

            もう稲刈りが始まってました。


   



     お彼岸ですね。

  仏壇にお参りしてきました。



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停電


北海道地震での停電のことはよくTVで流れているが、

こちらでも台風から1週間経った今、山間部の一部では未だに停電している。

停電しているので情報は入らず、北海道地震も知らなかったらしい。

高齢者の方が、カップ麺やレトルト物でしのいでいるとかで、

本当にお気の毒なことで、1日でも早い復旧をいのるばかり。




半年ぐらい前に、私はIKEAでこんなものを買った。


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ハンドスピナーではない!!


電池式で、ガラス面をポンと押すとライトが点く。

納戸の照明にちょうどいいかな。

二個入りで数百円だった。

安いからって二つもいらん。

一つでいいのに・・・


納戸に付けてみたけれど、

今までなくても平気だったので、無用の長物になってしまった。

おまけにもう一つは余っているし。


しかし停電中はこれがものすごく活躍した。

大きい懐中電灯はあるが、たとえばトイレにいく時など、

ひとりに1個、明かりがいるわけで、持ち歩くのに軽くて小さくて非常に便利。

いらないと思っていたけど、二つあったおかげで助かった。

それに、裏面が磁石にもなっているので、換気扇にペタンと付けて調理ができる。

職場も停電だったので、これを持って行って仕事をした。



あのときIKEAで、

「これを買いなさい」って天の声がしたんやろうなぁ。

覚えてないけど。



台風の直後はなんだか体が重く、

頭が痛くて、目眩がして、吐き気がする。


「オトウサン、私、頭が痛くて目眩がして・・・・

      あれ? あとひとつ何やったかな・・・」


暗い中で晩ご飯を作りながら、


「あ、思い出した! 

  頭が痛くて吐き気がしたんや!


    ほんで、


  あとひとつ何やったかな・・・・・・・・・」







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暗闇 静寂


台風の最中から停電が続いていました。

風がものすごくて、

こないだの大阪の地震より何倍も怖かったです。

我が家の被害は大したことないのですが、

町内では屋根が飛ばされたお宅が2件あったそうです。

幸いにも、我が家はガスコンロなので調理はできる。

冷凍室の溶けかけているものやらを調理して食べました。

お風呂もガスなのだけど、停電中はお湯が出ない。

水は出るので、お鍋でお湯を沸かして入りました。

お店も開いてるし、

電気はなくても何とか生活できるもんです。


TVが点かないし、情報が乏しかったので、

昨夜に電気が来て、北海道地震の凄まじさを初めて目にしました。

ウチは、電気がつかなくても、TVが見られなくても、ウォシュレットが使えなくても、

全然大したことありません。

あちらでは亡くなった方も大勢いるみたいだし、

家が潰れて、水が出なくて、物資もなくて、

北海道の方々はどんなにお困りか、今は身にしみてわかります。

地震は台風のように予測できない。

やっぱり怖いのは台風より地震やわ。


二日間、外は街灯の灯りさえなく真っ暗でした。

静寂でした。

こんなことが今の時代にあるなんて、

まるで日本昔話!? はたまたSF映画!?

悠長にこんなことを思い返したり。


北海道の方々がどうぞ早く元の生活に戻れるように祈るばかりです。

こちらも未だに停電中のところが数多くあります。


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仕事


老人施設なのだから当たり前なのだけどね、時々悲しくなる。


入所当時は、亀のようにノロノロだけど歩行器で歩いていたお爺さん。

やがて車椅子になり、最近は言葉を発することもなく、ぐったりして目も開けなくなった。

私が作る晩ご飯も、全く食べられずに返ってくる。

もはや人生も終わりなのかな・・

悲しくてつらい。


でもね、

食事の介助がとても上手な男性職員さんがいて、

その人の時だけは食べている。

どうやって食べさせてるのか不思議。


昨日はその人が介助の日で、

「じゃあスプーンを持ってくださいね。」って聞こえてきた。

えっ、目も開けてない人なのに?

エプロンで手を拭きながら見に行くと、

お爺さんは本当にスプーンでおかゆを掬って口に入れてる!!


彼はお爺さんに絶えず話しかけている。

「◯◯さん、きょうのおかずは☓☓で、おいしいですよ。」

「もう一口食べましょう。」

「噛んでくださいね。」


他の職員さんも頑張っているけれど、彼の真似はできていない。

タイミングなど、コツがあるんやろうね。


昨日は完食して空っぽで返ってきた。


「ねぇちゃん、デートしよう。」って、

お爺さんの口癖が、また復活するかもしれない。



やっぱり


この仕事は楽しい。



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