クリスマス
クリスマスは終わったけど、
クリスマスの思い出というのがある。
街はジングルベル
キラキラ輝いていた。
幼い私が父に連れられて行ったその店には、
クリスマスツリーがいっぱい飾られていた。
ツリーを売ってる店だった。
当時の大阪の田舎にはなんにもなくて、
世の中にこんなキラキラなお店があったんだ!と、
私にとってそれは夢の世界のようだった。
「どれでも好きなだけ選んだらええ。」
金や銀の玉、モールで作ったサンタやステッキ、
ツリーを飾る色とりどりの小物たち。
しゃがんであれもこれもと選んだことを覚えている。
本当に夢じゃないかと思った。
大人になってわかったけど、そこは難波の道具屋筋だったんだね。
たまにその辺りを通ると、一瞬幼い日の私がよみがえる。
当時の目線は父のグレーのコートのポケット辺りで、
父の表情は記憶にはないが、
子供の私が嬉々としてツリーの飾りを選ぶ姿を見ている時の、
父の気持ちになっている私がいる。
そして昨年、母はクリスマスの日に逝ってしまい、
いろんな思いが駆け巡る。
教えたくない
「続いてはお天気情報です。〇〇ちゃ〜ん。」
これがいつも気になる。
大人のオネエサンへのちゃん付けはやめなさい!!
子供の時からず〜〜っと思ってました。
仲間内での会話の中ならいざ知らず、
「〇〇ちゃん」という芸名ならいざ知らず、
はたまた声優でタレントの金田朋子さんみたいなキャラならいざ知らず、
「〇〇ちゃ〜ん」
上から目線でペットを呼ぶような感じがするんですが。
ブログに載せる写真を物色中、
この豪華なお料理はどこだったかな・・
ああそうだ!
この日、行き先も決めないままに家を出たのはいいが、
オトウサン、
「あ、スマホ忘れた!」
家に逆戻り。
再出発したが、料金所でバーが開かない!
カードが期限切れだった。
新しいカードは来てた?
さぁ・・
気になるので高速を降りて、また家に帰る。
新しいカードはずっと前に来ていて、しまい忘れてた。
今日は出かけるのを辞めようか。
いや、やっぱり出かける!
オトウサンがそう言うので、再々出発。
行き当たりばったりで着いたのが
奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)
先週だったのに、もうお正月の準備万端
おみくじは大吉
ここに行く途中に美味しそうな感じのお店があった。
ゼッタイここにしよ!!
車の中だけど美味しそうなニオイがわかるんだよ、ワタシ。
で、
入り口にはメニューがないので聞いてみる。
いつものように、
「高かったら止めようと思ってるんやけど・・」
ランチは1000円からだそうで、
ならばとブーツを脱いで店内に。
それでこの豪華なお料理
1500円だよ! うっそ〜!!! 激安!
見かけだけじゃなくてみんな美味しかった。
出かけたのが遅かったので帰りはもう日が傾いて
良い一日だった。
お店選びはネット検索が便利だと思ってるアナタ、
私は気がついたんですよ。
あれほどアテにならない情報はないってね。
本当に美味しいお店っていうのは、人に教えたくないんだよ。
あのお店、
教えない。
犬も喰わん
友人からのLINE
「夫婦喧嘩して、もう3ヶ月も口聞いてない。」
3ヶ月も無視されてるんかな?
そりゃ辛いやろ。
かわいそうに・・・
何かおいしいもん食べに行こ!
いざ、梅田!!
阪急デパートのショーウインドウ
友人の話はというと、
出戻ってる娘が再婚する相手を連れてくるんやけど、
娘の報告に、「うん、わかった。」ってだけで、
暗いやろ〜
「おめでとう」のひとことはないんかいって思わん?
孫が遊びに来てもコタツに入ったまんまやし。
こないだも私が作ったお料理を、副菜だけ食べてメインは残すねん。
あした食べるって。
やらしいやろ〜 腹立つわ〜
次の日に出したら食べてたけどさ。
ほんでね、
結婚記念日やというのに外食もせんのやで〜
おい・・・
ケンカってこれかい?
どれもこれもフツウやん。
「あした食べる」とか、口聞いてるやん!
離婚の危機かとメチャ心配した私の気持ち、どないしてくれんねん!
10日、母の一周忌を
弟は退院できなかったけれど、その後順調に回復しているので一安心。
親類は呼ばずに身内だけで。
ウチの家族の集合写真
魔法の薬
十五年ぐらい前かなぁ。
喉が痛くて、
何日も痛くてたまらなかった。
薬を飲むのは好きではないけれど、あまりに痛いので、
仕事帰りに道沿いの小さい薬局に寄った。
奥から白衣を着た5〜60代の女性の薬剤師さんが出て来た。
「喉が、痛くて痛くて・・」
すると、
「いい薬があるのよ。」
ささやくように言ったその人は、
入り口付近にあった液体の飲み薬を出してくれた。
家に帰って小さいキャップに薬を一杯、
そう、たった一杯飲んだだけで、
速攻、痛みもイガイガも何にもなくなった。
次の日もその次の日も、全く痛くはなく、
たった一回それを飲んだだけですっかり治ってしまった。
よく効いたその薬の瓶のラベルを見たら、
CMでもやっていた「〇〇咳止め」だった。
何年か経って、また喉が痛くなったときに、
それを思い出してドラッグストアで同じのを買ったことがあるが、
一回で治ったなんてことはあれっきりだった。
きっとあの人は魔法使いのおばあさん。
店の奥で「ねるねるねるね」みたいに薬をグルグルかき混ぜてるにちがいない。
bang
ゆで卵がちょっと半熟だった。
殻を剥いてあるし、白身も崩れてるし、大丈夫!
ちょっと電子レンジに・・・・・
BANG
扉が風圧で勝手に開いた。
庫内は玉子三個分がびっちりこびりつき、
開いた扉の周辺にも飛び散っていて、
そりゃあ凄かった。
掃除が・・
翌日仕事に行き、
着替えを出して、その上にスマホをポンと・・・
BANG
スマホが滑り落ちて、
そのうえ、仕事仲間とシフトのことで行き違いになり険悪ムード。
弟の様子を見に行ったら、
術後の経過がイマイチで、また管に繋がれていた。
他にもいろいろ大なり小なり不運が続くこのごろ。
でもまあ、
大した事ないか。