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やる気


更新通知が直ってる!
 
と、一瞬思ったけど、ちがうのね。
 
一部の人のだけしか通知されていませんでした。
 
なんだかやる気なくすよね。
 
 
ほんとに、何にもやる気が起こらない。
 
母が亡くなって、私の休みの日は自由だし、
 
母の体調を気にする必要もないというのに。
 
 
ぼんやりコタツで面白くもないTVを見ている日々。
 
 
重い腰を上げて、 空き瓶に絵を描いてみた。 
 
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大昔に買ったトールペイントの絵の具。
 
分離しているけど使えるかなぁ・・・
 
 
 
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       絵の具が垂れる〜 
 
 
 
 
  こちらは先日人物デッサンで、前回と同じモデル
 
   DSCF1833.JPG
 
      あかん・・
 
 
 

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イケメンモデル

 

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先月1回休んだので、手が思うように動かない。

時間も足りなかった。

顔のところをpcでちょっと修正してみたけど。 

 


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できなくなってる

帯広はマイナス22度だって!?

北海道に住む娘婿のお母様からそんな電話が来たそうで、

ぬくぬくとコタツに入ってるのが申し訳なくなってきた。

たいへんだなぁ・・

そんな北海道出身の婿が、大阪のすき焼きを食べたいという。

「今まですき焼きは食べたことないの?」

「あるけど、割り下を使ったのしか・・

       こっちは砂糖と醤油で肉を焼くって聞いたので。」


「割り下ってどんな?」

「ふつうのエバラのすき焼きのたれ。」


あぁ・・・ 

残念ながら、うちもエバラのすき焼きのたれやねんけど。

でもね、あれは本場の関西の味やねんで!

砂糖と醤油で味付けしても結局あの味になるし。

エバラって関西のメーカーよね?

え、ちがう??

調べてみると、

エバラすき焼きのたれには2種類あって、

うちが使ってるのはすき焼きのたれマイルドという、

関西向けのたれだった。

と、ここで画像を貼り付けようと思ったのに、

できない!

できなくなってる!!


So-netに問い合わせ中なんですが・・・

なんか、変わってしまってるね。

絵文字もない!

 

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復旧しました!

 

 

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右がうちで使ってる「すきやきのたれマイルド」

お宅はどっち?


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懺悔


大阪人の「始末の精神」。

浪費をしないという意味で、ある作家は「節約」と書いて「しまつ」と読ませていた。

母は常々言っていた。

「出ん得」と言ってな、出て行ったらカネがいる。

家にいてたらええねん。


そうは言ってもたまにはね、久しぶりの母とのお出かけ。

私は12〜3歳だったろうか。

私の服を買いに行く。 


しかし、バス停まで向かう道にはいくつかの関所があった。

 

「どこ行くんえ?」

「ちょっとそこまで」

「気いつけて」

普通はそれで終わりなのに、気の利かない人もいて、

「買いもんけ? 

   私もいっしょに行くからちょっと待っといて!」

母と二人での買い物を楽しみにしていた私は、ふてくされて家に帰ってしまった。 

仕方なくそのオバチャンを連れて、母は嫌々買い物に行ったのであった。


お母ちゃん、かわいそうやったなぁ。 ごめんなぁ。

そう言ってやろうにも、

そうだ、母はもういないんだった。 



家の留守電に母の声が入ったまま。

たった2ヶ月前の元気な声で。


悲しみは遅れてやってくる。 


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親族


私は母のお気に入りの服でお棺に入れてあげたかった。
 
「ええ着物いっぱい持ってるのに、みっともない!」 
 
そう言う叔母、
 
言い出したら聞かない母と同じ気性だった。
 
誰にみっともないねん!とは思ったけれど 
 
苦肉の策で、服の上から着物を着せてもらった。
 

お母ちゃん、どっちでも好きなように。
 
 

親族が集まると意外な発見がある。
 

冬になるとかゆい。身体が。
 
オレも! 私も! と母方の親族。
 
体質がおんなじなんやね。 
 
 
よく効く軟膏があるので買ってある。
 
お風呂に入ってから塗ろう。 
 
しかし、
 
お風呂に入ると身体がしっとりとして痒くなくなるので、
 
つい塗るのを忘れる。 
 
そんなんで、去年とか一昨年とかに買った軟膏が新しいままある。
 
 
オレも!オレも!私も!私も!
 
 
性格や生活パターンもおんなじであった。
 
 
 

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数々の奇跡

 
  DSCF0293.JPG
 
 
もう長くはないとわかっていた。  
 
怖がりの母には、痛いとか苦しい思いは絶対にさせたくはない。
 
昔みたいに自宅で自然に亡くなるのと同じようにということで、
 
一年あまりお付き合いした主治医。
 
母もお気に入りだった。
 
それに病院でも評判の、信頼の置ける人でした。 
 

入院して骨折治療の後、外科病棟へ変わると、
 
母はあっという間に衰弱していった。
 
自然のままにとお願いしたのは私だけど、
 
もう呑み込む力もなくなった母が、このまま干乾びていくのを、
 
ただ見ているしかないというのは本当に辛い。
 
無駄でもいいから水分の点滴だけでもお願いしてみたが、何の効果もないとのことで却下された。
 
しかし、試しにミカンの房を含ませると、奇跡的に美味しそうに吸った。
 
「丸ごとのミカンは美味しいなぁ。」と私が言うと
 
母は小さく頷いた。
 
意思の疎通はこれが最後で、母が亡くなったのはこの数時間後だった。
 
 
世話のかかる母だったけど、私たちは何も介護をすることなく、 
 
「どっこも痛いところはない 。」と言いながら逝った。
 
それが本当に嬉しい言葉だった。
 
 
 
「姉ちゃん、もうあぶないからすぐに来て。」
 
弟から電話があったのは仕事に行く直前の午後1時ごろ。
 
午前中に入っている Oさんに電話。
 
彼女がそのまま残ってやってくれることになった。
 
もうちょっと遅かったら私が仕事に入っていて、夜の7時まで抜けられなかったところだった。
 
「もう心臓が止まっています。」
 
続けて病院側からはそのように電話が入った。 
 
 
しかし病室に入ると、
 
「まだ心臓が動いています。聞こえているので声かけてあげて下さい。」
 
主治医がそう言った。
 
 
それは
 
「姉が来るまで死亡確認は待って下さい。」
 
弟の、私への思いやりだった。 
 
 
 
「兄弟っていいですね。」
 
手分けして手続きを進める私たちに、 
 
葬儀会社の方が 言った。
 

「ご兄弟は?」
 
「兄がいるんですけど、障害があって・・」
 
 
 
ピンクの百合と白い胡蝶蘭に囲まれて、幸せそうに笑っている母。
 
たくさんの方々がお別れに来てくれた。 
 


「おまえ、早よ来い。」って、
 
     父が迎えに来てくれてるよ。 
 
 
 
 
いろんな奇跡があって、 
 
人生の最後は、ほんとうにドラマチック。
 
 
 
 
 
そして、私の昨年の漢字は
 
    「愛」 
 
 
  DSCF1777.JPG 
     
              12月4日の母 「愛子」
 
 
 
 

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