クリスマスに
母は父の元に旅立ちました。
「クリスマスに逝くなんてオッシャレやなぁ」って言ってくれた方がいました。
父の時はひたすら悲しかった。
でも今回の母のときは、
「お母ちゃん、よかったなぁ」って、なんだかそんなふうに思うのが不思議。
これからじんわりと悲しみがやってくるのかも知れない。
いっぱい書くことがあるけど、もうちょっとあとで。
急展開
母は急に容態が悪くなり、受診日を待たずに病院に行った。
そして、点滴治療を受けたら少し動けるようになり、
嬉しいので今までやっていた家事を一通りして、
最後に戸締まりをした後に、
玄関で転んでしまった。
救急車のお世話になり、
大腿骨骨折で、二日後に手術となった。
しかし、余命いくばくもない母なので、
手術によって寿命が縮まったり、
あるいは、手術中に亡くなることもあり得るなどと怖いことを言われたのだけど、
このまま寝たきりで人生を終えさせたくはない。
たとえ数日であっても座らせてあげたいし、歩行器ででも歩けたら嬉しい。
幸いに手術はうまくいき、翌日には車椅子に乗せてもらい、
職員さんたちによるクリスマス会に参加して、
大きな声で歌をうたった。
それに、食欲だけは衰えず、今日もモリモリ食べている。