売ってよ!
8月に甥の結婚式がある。
買い物に出たついでにフォーマルウェアの売り場を覗いてみたら、
ラベンダー色のステキなドレスが
鏡の前で合わせてみると、まんざらでもない。
お値段も手頃だし、買おっかな・・・
「どなたの結婚式ですか?」
ちょっと昔のオネエサンが接客に出てきた。
「甥御さんですか?それならこれはダメです!」
え、なんで~?
「オバサンがこんな丈の短いドレスは着ちゃいけません。」
なに!オバサン!?
若作りしている私が甥が結婚するくらいの年齢だとわかって急にその態度かよ
すぐに、それは甥に対しての
「伯母さん」の意味だとわかったのではあるが
裾が斜めにカットされたそのドレスは膝が隠れる長さやけど、あかんの?
「やはり留袖に匹敵するようでないと。」
ふ~ん、そうなの。
そんなことお構いなしに、私はずっと膝丈スカートで出てたけんやど。
それが太って入らんから・・・
勧められたドレスは、黒か、えげつない青色かの二色しかない。
デザインもイマイチ。
私はね、常識とかそういうのを気にしてるんじゃなくて、
カジュアルな式らしいので普段着でもいいくらいなのだけど、
オシャレはしたい。
他人といっしょじゃイヤなのよ!
似合ってないのは着たくない!
黒いのはあるわよ、家に。
長めの丈でヒラヒラの・・