アリーナ席の悲劇

「15日はあいてますか？」

編み物教室の食事会なのですが、

その日は私、友人とバスツアーを申し込んでいたので、

14日の編み物教室の日に食事会に行くことになった。

 

その後、娘から電話があり、

「14日の水曜日、あいてる？

安室ちゃんのライブ、友達が急に行かれへんようになってんけど、行く？」

｢行く行く！水曜は仕事休みやし、編み物も休んでもいいよ。」

 

あっ・・・

食事会に行くんやった！

ライブは6時半から？

だったらどっちも行ける！

 

10時半に編み物教室で先生たちと待ち合わせ、

　　　　　　　　

　　　　　

　　　　　　　こんなごちそう食べて、

近くに美味しいパン屋さんがあったのでバゲットを2本買う。

そのあと教室に戻り、編み物を教えてもらって、

「じゃあ私はこれからライブに行くのでお先に。」

と言ったものの、バゲット2本も提げて？

あかん！

仕方なく一旦家に戻り、またさっきと同じ道を通って駅へ。

 

大阪城ホールのアリーナ席。

ここは野球場みたいに周りにぐるっと観覧席があって、

片側にステージが設置されている。

アリーナというのは真ん中の平たいところ。

ライブ会場の椅子はあってないようなもので、

誰も座ってないんかいやしない。

それでもこれくらいならじゅうぶん見えるね、よかったね！

すると、開演間近になり、滑り込みセーフで男性がひとり、

私たちの二列前の席に。

で・・・でかい！

縦にも横にもでかいマツコデラックス級のその男は、

ちょうどステージの中央を広範囲に私の視界を遮ってしまう。

見えん！

　　何にも見えん～～！！

私の後ろの人はどうか知らないけど、

少なくとも私と、その前の小柄な女の子は、

ステージの真ん中で歌って踊る安室ちゃんがまったく見えなくなってしまい、

しかたなく両脇に映し出されるスクリーンを観覧。

彼は悪くはないのよね。

運だと思うしか・・・

知ってる曲もたくさんあって、盛り上がったしね。

いいのよ。

 

　

　　　　ものすごくかわいかった！

 　　　　　　　

　　　　　　描いてみたけど・・・

　　　　　　

　　　　　　　表現できないくらい、

　　　　　　　　　　絵にも描けないかわいさ。