炸裂する言葉
今年の一大イベントが終わった。
一大イベント、それは二年に一度の健康診断。
血管が細い私にとって恐怖の採血も、今回は上手な人に当たり、
アザさえも残らなかった。バンザーイ \(^^@)/
娘とショッピング中に見つけた素敵なベスト、
編み物の先生に、あんなんで、こんなんで、と絵を描いて説明し、
教えてもらいながら、
ああでもない、こうでもないと、試行錯誤して、
出来たのはお誕生日の前の日。
夜の7時までに間に合うと翌日に着くそうなので、
6時半にクロネコさんにダッシュ。
「ありがとう」と、
もう着て行ったそうです。
それはそうと、
ずいぶんと昔の話を思い出しました。
高校は大阪市内にある私立のお嬢さん学校だった。
大阪府下の田舎から通っていた私、
先輩である従姉妹たちから、
「そんな言葉使ってたら笑われるからね。」
と前もって言われていたので、
地元の言葉が出ないようにいつも気を付けていた。
あるとき、クラスメイトとしゃべっていて、
内容は覚えてはいないのだけど、何か興奮するような話で、
「それ、本当?」と聞く私に、
彼女、
たぶん、
思わず出た言葉、
「ほんまじょー!」
「えっ!?」
今まで上品だった彼女の口から聞いたこともない言葉が!
「あっ・・」
とすぐに我に返った彼女だったのだけど・・・
それは岸和田弁だった。
それを聞いて私が瞬時に連想したのは、
ハタ坊は岸和田の人だったのか!!
岸和田は近いし知人もいるので、
岸和田弁は、今やすっかり耳に馴染んだ言葉になった。
NHK朝ドラ「カーネーション」の中で、岸和田弁が炸裂してるのは、
近所の人がしゃべってるような、
はじめはなんだか変な感じだったなぁ。
今、地元で仕事をしている私。
周りも私も、
地元弁が炸裂しております。
衝動買い
涼しくなってきたこの頃、何食べても美味しくて、
食料品調達に行くと、あれもこれも食べたくてしょうがない。
あんまり我慢も体によくないよね・・・・
などと考えていたらプツンと糸が切れてしまい、
ケーキ屋さんへと体が吸い込まれてしまった。
「いちごタルト1コとエクレア2コね。」
エクレア1コは息子の分。
と思っていたけど、
結局ぜんぶ私が食べてしまった。
新しい枕を買いました。
以前、家族全員の古い枕を捨てて新しいそばがら枕にしたのだけど、
私はどうも馴染めなくて、ゴミ袋に入れた古い汚い枕をまた出して、
その汚い枕のまま更に二年ほど経つ。
古い枕にしても今までずっと寝苦しく、いつもごろごろ寝返りして、
朝になったら枕はどこへやら。
今回衝動買いしたのは頭の形にへこんだ枕。
驚きだった。
こんな枕ひとつで変わる寝心地!
朝目覚めたら、私は夕べ寝た時のまんま、
頭が枕の上に乗っかってました。
家族みんなの分も買うべきかしら。
ルイヴィトン
「もうすぐ庭がパープルに染まる」
期待して、期待して待っていたけれど、
いつになったら染まるんやろ・・・
それぞれの花がちょっとずつで、なんだか淋しい。
どれも一斉に咲くことなく、
今年の秋はこのまま終わるのかしら。
気持ちのいい秋日和、
今朝は知人の個展が開かれてる喫茶店へ行き、
風景画を中心とした絵を 観覧 ではなくて、
やっと出てきたこの言葉、鑑賞。
作者ご本人は他のお客さんの応対に忙しいので、
私は一人カウンターでモーニングセットを食べていた。
隣の席で、お店のママさんと話しているご婦人、
モチーフ編みの可愛いバッグを椅子の背に掛けてあったので、
「これ、ご自分で?」と声をかけてみた。
数々編んでおられるようで、私とその方は編み物の話で盛り上がる。
緑から紅葉に染まっていくかのようなグラデーションのセーターを、
上品に着こなした60歳代と思われるその方は、私の着ている服を見て、
「あなた、そんなの編めるんだったら・・・」と、
バッグの中をゴソゴソと探り、
「娘にね、新しいバッグを買ってやったら、古いのはいらないってくれたのよ。」
ルイヴィトンのパスケース?
「バッグは傷んでいたから切り取ってね、
布団針で縫って作ったの。」
見せてくれたそのケースの中には喫茶店のコーヒー券が入っていた。
「あなたも作ってみたらいいわ。
ルイヴィトンは皮じゃなくてビニールみたいなのだから針も通るのよ。」
と言われたけど、
私・・・
ルイヴィトン持ってへん。