ぜんぜんちがう
ピアノレッスンの帰りに、たまたまやっていた絵画展。
主に高齢者の絵画教室の展覧会だった。
見ていると、熱心に入会を勧められ、
教室は近くだし行ってみることにした。
体験の日、指定された時間に行くと、先生の講義の真最中。
それにしても大勢いる。
3〜40人?
先生のお話はとてもわかりやすい。
まったくのシロウト向けに、理屈で教えてくれる。
この日は石膏デッサン。
いやだなぁ。
嫌いだなぁ。
「好きなように描いていいのは<作品>で、
今日は作品じゃないからね、きっちり図って描くんだよ。
一ミリも狂ったらあかん!」
そうよ、そういうデジタル的なところがキライなのよ。
それに基礎は学生の時にみっちりやった。
先生が回ってきてくれて、それぞれにアドバイスしてくれる。
いい先生ですよ。ほんとに。
私、嫌々ながら描いていると、
「全然ちゃう!」と一蹴された。
(ちゃうは違うの意味)
でもほんまに、全然ちゃうんです。
キライやからね。
ほんとは学生の時もちゃんとやってなかった。
案内係の男性に、是非入会して下さいと資料を渡された。
皆さん親切にしてくださるし、
先生も怖くていい人そうだけど・・
楽しくはない。
それに、人が多いせいかすごく疲れる。
しかし、
ぬるま湯につかったような今の生活の中に、
このような少しの緊張感は必要かもしれない。
入会するべきか否か。
思案中なのです。
たぶん全然ちゃう石膏デッサン