土筆の味：いろんなkoto：So-net blog

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父方の叔母が８９歳で亡くなったという知らせがあった。

家族葬ということだったが、

弟は通夜に行くというので車に便乗させてもらった。

私は家族ではないから焼香だけでもというつもりだったのだが、

叔母と叔父の兄弟姉妹、甥姪たちも来ていて、既に座っていた。

父は兄弟が多かったので結構大人数。

結局、通夜式の最後まで参加になってしまった。

家族葬の家族って、どこまでが家族なんだろ・・？

それで、

本当に久しぶりに会う従姉妹たちに、

ついコロナ禍を忘れて肩を叩きながら近くでおしゃべり。

あっちでもこっちでも。

従姉妹はみんなテンションが似ている。

この葬儀場でのクラスターは聞かないのでたぶん大丈夫だろうけど、

お葬式でもぜったい我を忘れてしゃべってしまうので、それには行かないことにした。

椅子がくっついていたのも気になった。

亡くなった叔母は父の弟の配偶者で、

ずーっと昔、

叔母の家の外の土手に土筆がいちめんに生えていて、

従姉妹と私は夢中になってそれを摘んだ。

山盛りになった土筆を叔母と私たちで頭とハカマを取り、

そしてそれをフライパンで炒めてくれた。

ごま油の香りの土筆、それはそれは美味しかった。

母や他の伯母たちはそんな面倒な料理を作ったりはしないので、

私は土筆が食べられるということを初めて知ったのだった。

もう６０年ちかく経つのに、その時のこと、

とくに味は鮮明に覚えている。

通夜の時の話では、叔母はお料理が得意だったそうだ。

叔母が亡くなり、

今は土手いちめんの土筆もない。

　　　　　　梅雨の景色

　　　　　　　　　　手前は池ではなくて水田だと思う。

コロナ禍での葬儀は皆気を使いつつ
なつかしさでおしゃべりもしてしまいますよね。
多くの人たちが集まったことは嬉しいことですが
蜜が気にもなりますね。
今葬儀は家族葬が多いですね。
周りでも皆そうです。
思い出のつくしのお料理ですか!!
by yoko-minato (2021-06-02 16:10)

自然豊かでグーでございますネ！(^o^)
蛇足ながらコチトラの近所の水田は下記の通りです(^O^)
http://gldryas.blog.fc2.com/blog-entry-1559.html

by dryas (2021-06-02 20:30)

年々土筆の出る土手も減っていきます。
今年も一人で土筆摘みに行きました。
にぎりコブシ３つほど湯がいてあくを抜き冷凍に
先日二男たちにシーチキン炒めを、嫁は美味しいといって
食べてくれました。春の名残の箸休め＊＊＊嬉しいひと時でした。
by 侘び助 (2021-06-02 20:36)

ワタクシも土筆は食べたことがありません。。
土筆を摘んで遊んだ経験も無し。。
「都会っ子」って本当につまらない幼少期だなぁぁ。。
by 向日葵 (2021-06-03 00:29)

今でもツクシはたくさん見かけますが、まだ食べたことないです。

どんな歯ごたえだろうな？
by Baldhead1010 (2021-06-03 04:20)

土筆は炒めるか卵とじ。結構好きです。ソトサマがあくの強いものは嫌うので滅多に食べられません。（田舎ではホーシコと言いましたが）
家族葬の家族の範囲は分からないですね～来た人は家族？？
by ＯＪＪ (2021-06-03 15:05)

ご愁傷様でした。

土筆ねぇ、終戦直後に食べたような気がするけど、忘れちゃった。
イナゴの油いためは、不味い思い出しかないなぁ。
by okko (2021-06-03 15:11)

昔は土手に生えた春の恵みを召し上がったものですが、
今は除草剤が撒いりするので、取れません。
by たいへー (2021-06-04 07:59)

叔母様のご冥福をお祈りいたします。
私は兄弟親戚が少ないので、よくわかりませんが、
大人になると、従弟姉妹とはこういう機会でもないと
なかなか会えないのでは。
故人との懐かしい昔話になるでしょうしそれが一番の供養だと思います
叔母様が守ってくれているから、悪霊は近づけない。コロナ大丈夫です。
by きまじめさん (2021-06-04 23:07)