朝の日差し
朝方に夢を見た。
ミニバイクで出かける途中、パラパラと雨が降って来た。
実家の近くだったので雨宿りに寄ると、
敷地内の工場の事務所から「朝が来た」のテーマソングが流れている。
事務所のドアを開けたら、ドアの向こうから母だけが顔を出した。
少し母と話をして目が覚めた。
事務所のソファーには誰も座っていなかったなぁ。
そこは父の定位置だった。
父は、いまだ夢に出て来てはくれない。
朝は大急ぎで雨戸を開ける。
日の出の時間が早くなったので、
ここから朝いちばんの日差しが入る。
するとね、
部屋中がパーッと明るくなって、
私はとたんに元気になる。
コジロウ
「なあに? 」
ペロペロ・・
あっ こら!!