今日はあかん!
母は色々病気を抱えていて、通院は私が付き添っている。
この、超マイナス思考の母との病院の待ち時間が、非常に苦痛なのである。
世の中で自分がいちばん不幸だと思っている。
それを少しでもたしなめると、
「いちばん可哀想な私を皆がないがしろにする」と言って泣くので始末が悪い。
先日も、「薬の副作用で足が痛くて歩けなくなった」というので心配していたら、
弟嫁から「歩いてトイレに行ってるで〜」と後で電話があった。
2日の予定で入院したのに、入院生活が快適なもんだから、
「もう一晩泊めてもらう」と言ってきかず、
結局4日も入院して、たぶん足の筋力が弱ったんだと思う。
痛み止めが効いて、昨日はもう買い物に行ってきたらしい。
被害は私だけに留まらず、母の妹にも電話で愚痴って、
良くなるともう忘れるので、愚痴られた叔母は心配で気が気ではないのである。
弟嫁が後始末の電話をするんだとか。
ほんまに、父はこんな母のどこが良くて結婚したのだろうと、
「自分の存在」を忘れてそんな事を思ってしまう。
たまには都会に出て買い物でもして来ようと、
朝から出かける用意をしていたら、
「今日は2時から病院やから」とまた電話。
いや、今日は用事がある! 今日はあかん!
母は不満そうやったけど・・・
弟嫁が行ってくれることになった。
弟嫁ごめん!
それで、結果は特に変わりなかったようで。