うめ
「あさが来た」
役にこだわる近藤正臣さんの出番がなくなってから、
みなさんの大阪弁が一気に怪しくなりました。
まあ、そんなことは構いません。
それに勝る面白さがあるからね。
あの時代、
うめやふゆのように、お付きの女中さんというのは大勢いたのだろうか。
私が母に聞いた話では、近所のお屋敷の先代の大奥様は、
お付きの女中さんといっしょに人力車でお嫁に来られたそうで、
ドラマではふゆは喜助と結婚したけれど、その女中さんは、
うめと同じようにずっと奥様にお仕えし、
晩年は隣町の老人ホームで生涯を閉じたそうだ。
お付きの女中には本当に結婚という選択肢はあったのだろうか。
こんな田舎で、彼女はきっと恋愛もすることもなく、
年中無休の生活だったであろうと思う。
こんど生まれ変わったら、
「やりたいこと、好きなように自由に出来る」人生を送って欲しいと願うばかり。
もうすでに生まれ変わってステキな恋愛を経験してるかもしれないね。