後悔
不味い食べ物でお腹がいっぱいになる時ほど悲しいことはない。
今日は母の付き添いで耳鼻科へ。
終わったらちょうどお昼になるので、
近くの割烹Mでランチをと母が言う。
Mというのは、こんな田舎にありえないような凝ったお料理を出してくれる店。
隠れた名店なのだ。
しかし暑いし、私はたった5分も歩くのは嫌で、一刻も早く帰りたい。
通りがかりのたこ焼き屋さんでたこ焼き買おうよ!
1人前の9個しか焼けてないのであきらめようとしたけど、
迎えの車を待っている間に焼いてもらうことにした。
扇風機のぬるい風にあたりながら、
おしゃべりな店のオッチャンの話の相手をしながら待つ。
焼いてるのは娘さん。
あのう・・1人前しか焼く気配ないけど、
そこにある硬そうな前のたこ焼きも入れるつもり?
次を焼いてるあいだに益々硬くなるんちゃうの?
見ていると前に焼いたのと焼きたてを混ぜて入れている。
母と別れて家でひとり食べる。
やっぱり・・
案の定、焼きたてじゃない方は硬くてまずい!
不味すぎる!!
ものすごい後悔の念。
あぁ〜 割烹Mのランチにすればよかった〜〜〜
「耳鼻科へ行く=Mでお食事」
を母は楽しみにしてたんかな?
あんな不味いたこ焼きを買わせてしまって、
ほんま申し訳ない。