変貌する私
だんだんと体が仕事に付いていかなくなってきた。
体はしんどいし、腹の立つことばかりで、
椅子やテーブルをひっくり返して暴れたい気分。
仕事から帰って、夜は特にしんどいし、
サービス業なので家に帰ってまで愛想したくない。
そんな私の事情を察しない年老いた母は、
夜の8時過ぎに勝手に我が家に上がり込んで来る。
「晩はしんんどいから来んといて!」と、何度も言ってるのに!
「朝は私の都合が悪い。」の繰り返し。
キレてる私の横で、娘が優しく相手をしてやっている。
後日、何気なく読んでいた新聞の記事に、
寝不足の人はキレやすいと書いてあった。
あ、それや! と納得。
椅子やテーブルをひっくり返したりはしません。
あれは重たいし。
それで、
母は何をしに来たかといういうと、
「あんた、これ
パソコンに載せるやろ。」
それと、
美味しい最中(もなか)を置いていってくれた。
ありがとう (朝の私)